全国の〈ろうきん〉では、労働組合などと連携し、臨時職員・パート労働者などのいわゆる非正規勤労者の方の生活支援の取組みを推進しています。今回は新潟ろうきんの取組みをご紹介します。
新潟ろうきんでは、非正規勤労者の方のマイカー購入、お子様の教育費用など、さまざまな資金ニーズにお応えするために、収入や勤続年数に応じてローンが組める融資商品『ぱぁとな~』を開発し、2014年10月からご利用いただいています。
ご利用いただいた非正規勤労者の方々からは、「年収が150万円に満たなくても『ぱぁとな~』を活用することで、一人でローンを組むことが出来るようになり助かりました。」といったお言葉や、「勤続年数が1年未満でしたが、通勤にどうしても車が必要だったので相談したところ、融資を受けることができ、快適に通勤できるようになりました。」などのお声をいただいております。
こうした取組みの結果、非正規勤労者の方の新潟ろうきんの融資利用件数は、年々増加してきており、現在1,000人を超える方々にご利用をいただいております(延べ人数、2018年3月末時点)。
今後も、SDGsのスローガンに掲げられる「誰一人取り残さない」社会の実現に向け、「金融包摂」の考え方に基づき、非正規勤労者の方を含めたすべての勤労者が必要な金融サービスにアクセスできる状況を目指してまいります。
労働組合の機関紙記事にも取り上げられました。
(UAゼンセン新聞 2017年2月16日)
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【主な関連するSDGsの目標】
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〈全国労働金庫協会 取材班〉