ろうきん全国労働金庫協会

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組織情報

ごあいさつ

ろうきんは、勤労者による勤労者のための金融機関として、今から約70年前に誕生しました。以来、「働く人の夢と共感を創造」し、「共生社会の実現に寄与する」との理念のもと、常に勤労者に寄り添い、時代の変化とともに住宅や教育の資金、資産形成など勤労者のライフプランに応じた多様なニーズに応えてまいりました。

その一方で、多重債務に苦しむ勤労者やリーマンショックで失業を余儀なくされた勤労者、度重なる自然災害などで生活や雇用に困難を抱えた人々の支援に取り組んできました。現在、全国13の金庫合計で預金残高は21.6兆円、貸付残高は14.5兆円(2020年11月末)となっています。

昨今の新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、我が国の経済や国民生活に深刻な影響を与えています。

収入の減少や雇用の不安定化など、経済的な影響を受けた方々に対して、これまでろうきんが培ってきた経験を活かした支援活動に取り組んでいます。最大300万円まで年利1.5%で借入いただける「勤労者生活支援特別融資制度」や、すでに融資をご利用いただいている方の返済条件の見直し・相談対応など、勤労者の生活を守るための活動に取り組んでいます。

また、行政とも連携し、自治体との提携融資や社会福祉協議会が行う無利子貸付制度である 「緊急小口資金」の取次業務を行いました。ろうきんにおける取次件数は全国で5万2千件超となり、困っている方々への支援の迅速化に少しでもお役に立てたのではと思っています。

人生100年時代の到来を踏まえ、ろうきんは、「勤労者の資産形成に係る役割発揮宣言」を掲げ、「財形貯蓄」や「iDeCo」、「つみたてNISA」等の制度を活用して、勤労者の生涯にわたるライフプランや資産形成をサポートしています。さらに、本年4月より、全国のろうきんにおいて、後見制度支援預金の取扱いを開始します。

また、加速するデジタル化に対応し、非対面取引やペーパーレス化を推進し、顧客サービスの利便性向上や業務の合理化に取り組んでいます。2019年10月、スマートフォンで手軽に残高やお取引状況をご確認いただける「ろうきんアプリ」の提供を開始しましたが、ダウンロード数は2020年9月末までに56万件を超えています。一方で、金融に関する様々な相談をはじめ、ろうきんらしい、温もりのあるface to faceのサービスをよりきめ細かく提供してまいります。

ろうきんは、2019年3月に「ろうきんSDGs行動指針」を策定し、業態をあげてSDGsの達成に貢献すべく取り組んでいます。SDGsの「誰ひとり取り残さない」という基本原則や全ての人々が必要な金融サービスにアクセスでき利用できる状況をめざす「金融包摂」の考え方は、ろうきんのこれまでの歩みや、ろうきんの理念・ビジョンと合致するものです。

今日、勤労者を取り巻く社会は、気候変動、貧困の連鎖や格差の拡大、社会的孤立など、多くの困難に直面しています。この複雑化・多様化する社会課題に対処するためには、「公助」や「自助」とともに「共助」の役割が一層重要なものになっています。こうした中、社会全体で、働くことやくらしの安心を支えるセーフティネットを構築することが求められています。

そのために、ろうきんは、共助のネットワークと金融機能を活かしながら、勤労者の皆様の大切な資金を「意思のあるお金」として、持続可能で包摂的な社会の実現のために使うという流れをつくりだしていきます。



これからもろうきんは、ウィズコロナ・アフターコロナ時代の社会経済のあり方の変化に柔軟に対応しながら、勤労者の生活防衛、生活応援というろうきんの使命を果たすべく、勤労者の皆様に寄り添った活動を展開してまいります。

2021年1月

一般社団法人全国労働金庫協会 理事長

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