日本海側に面した富山県、石川県、福井県の3県にまたがる〈北陸ろうきん〉。
北陸地方は2015年3月に北陸新幹線が金沢駅まで開通したこともあって、観光はもちろん、産業の地としても注目されています。
この地で働く人々の生活を支えている〈北陸ろうきん〉は、2011年の創立10周年から、全職員で地域の清掃活動を行っています。
〈北陸ろうきん〉の清掃活動
全役職員による清掃活動は、年1回〈北陸ろうきん〉の創立記念日である10月1日に近い休日に実施しています。
秋の風が心地良いこのシーズンは落ち葉も多くなり、地域の方の清掃活動も大変です。そこで全役職員を3県に振り分け、公園や海岸、街中の歩道などの清掃を各県で一斉に行っています。
清掃活動を続けること
〈北陸ろうきん〉は、地域のはたらく人々のくらしを守る金融機関として、地域に根差した活動を心掛けています。またその活動は、全員が一丸となって活動をすることを大切にしています。
清掃活動は、特別な道具や技術は必要がなく、誰にでも参加が出来ます。
そのため清掃活動には役職員の家族も参加できます。みんなで協力して取り組めるこの活動は、〈北陸ろうきん〉の地域への想いを表しているものでもあります。
今回の活動
今回は、富山県では、10月7日に富山市の稲荷公園や高岡市の古城公園、魚津市の魚津総合公園を、福井県では、10月21日に嶺北地区と嶺南地区に分かれ、鷹巣海水浴場と気比の松原海水浴場を、石川県では、10月28日に金沢市、小松市、七尾市の歩道の清掃をそれぞれ行いました。
実際に清掃活動をすると、ゴミの量の多さと種類に驚かされます。
空き缶やタバコの吸いがら、壊れたカサや雑誌・・・etc
日常生活の便利で欠かせないものが、その役目を終えるとゴミになってしまいます。
この活動により、清掃活動に参加した子どもたちが、「ゴミはゴミ箱に入れる」、「不要品は正しく処分する」という気持ちを育み、成長してほしいと願います。
〈北陸ろうきん〉は、これからも地域の方々が暮らしやすい環境となるように、清掃活動を続けていきます。
~北陸ろうきん担当者より~
〈北陸ろうきん〉は「ろうきんの理念」に基づき、人々が喜びをもって共生できる社会の実現に寄与することを目的として、社会貢献活動に取り組んでいます。
時代により、必要とされる社会貢献活動の内容は、変わってきていますが、これからも他業種ではできない〈ろうきん〉ならではの活動を実践していきたいです。
◇北陸ろうきんホームページはこちらから→http://hokuriku.rokin.or.jp/index.html
〈全国労働金庫協会 取材班〉