第7回・第8回WEB学習会の開催
2025年10月22日(水)および11月20日(木)に、第7回・第8回WEB学習会を開催しました。
本学習会は、〈ろうきん〉で働くすべての役職員の協同組合への知識・意識の向上を図り、「協同組合としてのろうきん」を見つめ直す機会として、全国の労働金庫役職員および推進委員を含む会員・他団体等が参加対象となっています。
今回は第7回・第8回の学習会の様子をお伝えします。
第7回「地域を支える温かいお金~ろうきんLabがめざすもの~」
第7回WEB学習会は、労働金庫の持続的の発展をめざし、労金協会が発足した「ろうきん Lab 」にパイロット参加している金庫より、東北ろうきんの角田明子氏、東海ろうきんの山本宙氏、近畿ろうきんの森下晃司氏の3名に登壇いただき、「地域を支える温かいお金」をテーマに、各金庫における取組みの報告および意見交換を行いました。
ろうきんLabでは、労働金庫の持続的な発展に向けた事業モデルの開発や、新規・未開発分野にかかわる調査研究を行っているほか、金庫ごとの課題認識やニーズに則した伴走支援を行っています。
暮らしや社会にやさしいお金の循環、社会性の観点から組合員の自発的な消費行動を促す「グッドマネー運動」や、協同組合間連携の取組みに関する各金庫からの報告内容は以下のとおりです。

近畿ろうきんの森下氏からは、大学で実施した寄付講座をきっかけに連携が始まった「OCoNoMi(おこのみ)おおさか(大阪府協同組合・非営利協同セクター連絡協議会)」の取組みをご紹介いただきました。OCoNoMiおおさかは、協同組合およびNPO等が相互に連携して共通課題の解決に取り組み、協同組合・非営利協同セクターの活動の促進をはかることを目的に、国際協同組合デー講演会や若手職員合同研修、大学での寄付講座の実施等、さまざまな活動に取り組んでいます。森下氏は、「残りのIYCの時間もフル活用し、同じ助け合いを軸にしている仲間とともに『誰もが安心して生活できる社会』に向けて取組みを進めていく」と表明されていました。

東海ろうきんの山本氏からは、グッドマネー運動を含めたブランディング戦略や、地域共生を強化する活動についてご紹介いただきました。ろうきん内部で理解を深める「インナーブランディング」、その取り組みを多くの人に広げる「アウターブランディング」、そしてこの二つを循環させる「インナー・アウター循環型ブランディング」に取り組んでいます。地域共生に関しては、金融リテラシー学習会やイベント・ブース出展等を通じて、コープや大学生協とのつながりを広げています。このような取組みによって、労金を選択することが、はたらく人・地域社会の"みらい"につながるとお話しされていました。

東北ろうきんの角田氏からは、生協との連携についてご紹介いただきました。今まで連携の中心となっていたコープローンの推進にとどまらず、他行との違いや労金の特徴を改めてお伝えし、1人でも多くの皆様から選ばれることを目指すグッドマネー運動を推進することで、生協組合員の暮らしの安定、会員生協の利用拡大、ひいては労金の取引基盤の拡大を目指して取組みを進めていくとお話しされていました。

第8回「地域を支える温かいお金~高齢者対策を考える~」
第8回WEB学習会では、静岡ろうきんの金丸幸司氏に登壇いただき、「地域を支える温かいお金~高齢者対策を考える~」をテーマに取組みの報告およびトークセッションを行いました。

静岡ろうきんの労働者自主福祉運動は労福協が中心となっており、支店も地区労福協単位で開設されています。高齢化が急速に進む中、静岡ろうきんは、労福協が掲げる「福祉はひとつ」の考え方のもと、退職者福祉協議会の結成やライフサポートセンター友の会設立に携わり、マネーアドバイザーの育成や、会員と連携した退職者向けのセミナーや個別相談会といった高齢者対策に取り組んできました。
これからは、NPOや福祉基金協会、生協連など、各事業団体の活動を知り、理解し連携協力を図ることで、事業団体間のセーフティーネットを構築し、その延長で孤独な人を孤立させない取組みに発展させていくとお話されていました。
終わりに
全8回のWEB学習会を通じ、IYC2025を自分事ととらえ、「協同組合としてのろうきん」を見つめ直すことができたと感じています。学習会を通して学んだことを活かし、今後も協同組合の一員として協同組合間で連携することではたらく人や地域の人への役割発揮を強化してまいります。
次回のブログは、11月28日に開催した労金協会主催のシンポジウムについて投稿する予定です。













