2007年10月からは、『多重債務対策特別強化月間』を設定し、多重債務者救済に取組む「第1次気づきキャンペーン」を展開し、2009年度からは、①返済計画見直し特別相談会の開催、②就職安定資金融資制度、③高金利からの借換え〜第2次気づきキャンペーンの3本柱を重点課題として取り組みました。この間、2009年12月の中小企業等金融円滑化法施行に伴い、全金融機関が住宅ローン利用者からの申し出により貸付条件の変更等を行うようになりましたが、〈ろうきん〉では他行に先駆けて、2009年4月より「勤労者生活支援特別融資制度」による住宅資金貸付の返済見直し相談を開始しました。

2012年度からは生活応援運動における三本柱（「生活設計」「生活改善」「生活防衛」）のうち、生涯生活（トータルライフプラン）を意識した「生活設計」や「マネートラブルにかつ！」等を活用し金融知識を高めるための消費者教育に取り組む「生活防衛」に比重を置いて運動を展開しております。
また、若いうちから老後にかかる生活資金・介護資金等を自助で形成できるよう、個々の勤労者のライフプランに応じた「生涯生活設計」の支援にも取り組んでおります。