ろうきん全国労働金庫協会

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お知らせ

都道府県の生協連が参加する会議で〈ろうきん〉の取り組みについて報告しました

2019年7月17日(水)から2日間、コーププラザにて、日本生活協同組合連合会(以下、日本生協連)を事務局とする2019年度第1回県連活動推進会議が開催されました。本会議には、各都道府県の生活協同組合連合会(以下、県連)が出席し、1日目には、事業種別の代表団体(全国大学生協連、医療福祉生協連、こくみん共済coop、労金協会)も報告団体として出席しました。

労金協会からは、〈ろうきん〉のこれまでの取り組み、生協との災害連携に関する取り組み、生協組合員の方々の〈ろうきん〉のご利用状況などについて報告を行いました。


(報告要旨)

・〈ろうきん〉は、戦後間もない日本において、労働者の地位が弱く、銀行等も融資に応じてくれなかった頃に、岡山生協連の呼びかけから「労働者のための銀行」として設立された経緯があり、生協とはその設立の時から深い繋がりがある。

・SDGsのスローガンである"誰一人取り残さない"やすべての人々が必要な金融サービスにアクセスできる状況を目指す"金融包摂"の考え方は、〈ろうきん〉の設立経過や、「ろうきんの理念」や「ろうきんビジョン」とも合致することから、2019年3月1日に「ろうきんSDGs行動指針」を策定・公表し、〈ろうきん〉業態をあげてSDGs達成に取り組むこととした。

・昨年、ILOの視察を受け、ILOレポート2019を発行した。協同組織の福祉金融機関として長年活動してきている金融機関は世界的にみて珍しく、世界中の労働組合とその他組織に多くの示唆を与えてくれるものであると評価されている。

・2015年に〈ろうきん〉と日本生協連の間で締結した「緊急災害対策等に係る相互連携協定」を契機に、各地の〈ろうきん〉と地域生協の災害対策・対応の連携も進んでいる。直近では、2018年7月に近畿ろうきんと滋賀県生協連が協定を締結した。

・災害救援ローンについては、被災者の方々をより低利で、迅速に支援するために業態統一対応とした。引き続き、被災者の方々への支援を行っていきたい。

〈ろうきん〉は、同じ協同組合である生協との連携を密にし、地域における社会的課題の解決に取り組んでいきます。

以上

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