ろうきん協会では、公益財団法人国際労働財団（以下、JILAF）の労働組合指導者招へい事業に協力しています。2019年5月21日（火）に来日し、島根県を視察訪問中のカンボジア・ミャンマーの労働組合の若手リーダーに対し、"協同組織の福祉金融機関"である〈ろうきん〉についての説明を行いました。

〈ろうきん〉の概要についての講義では、その設立経緯や理念、会員の協力が運営に不可欠であることなどを中心に説明した後、質問を受け付けました。

参加者からは、「ろうきんには長い歴史があり、非営利の金融機関として活動を続けてきたことはとても素晴らしいことです。」といった感想をいただくなど、全体を通じて〈ろうきん〉の会員平等・相互扶助の考え方などについて、理解を深めていただきました。

〈カンボジア・ミャンマーチーム〉　カンボジア7名、ミャンマー5名、計12名

《 参加者の皆様 》

※JILAFの労働組合指導者招へい事業における〈ろうきん〉の概要についての講義は、各国の参加者が日本における労働運動や労使関係などを学習し、自国の労働運動や労働環境の整備に役立てていただくことを目的に実施しており、ろうきん協会は2009年より視察の受け入れに協力しています。