ろうきん全国労働金庫協会

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お知らせ

第97回国際協同組合デー記念中央集会に参加しました

2019年7月9日(火)第97回国際協同組合デー記念中央集会(※1)が、日本協同組合連携機構(以下、JCA)(※2)・国際協同組合年記念協同組合全国協議会(以下、IYC記念全国協議会)(※3)共催で、有楽町朝日ホール(東京・有楽町)にて開催されました。全国の協同組合関係者、学識者、マスコミ関係者など約450人(事務局人数含む)が集まり、〈ろうきん〉業態からは29名が参加しました。


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本集会では中家徹氏(JCA 会長・IYC記念全国協議会 代表・JA全中 会長)の開会挨拶の後、ガイ・ライダー氏(国際労働機関(ILO)事務局長)、アリエル・グアルコ氏(国際協同組合同盟(ICA)会長)の祝賀ビデオメッセージが上映されました。その後、基調講演、記念講演、パネルディスカッションが行われました。

基調講演では、「ディーセント・ワークと協同組合」をテーマに、ILO駐日代表の田口晶子氏による講演が行われました。

記念講演では、「生き心地の良い地域づくりを考える~日本で"最も"自殺の少ない町の調査から~」をテーマに、情報・システム研究機構統計数理研究所医療健康データ科学研究センター特任准教授の岡檀(おか まゆみ)氏による講演が行われました。


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パネルディスカッションでは、コーディネーターの田中夏子氏(日本協同組合学会 会長)による進行のもと、コメンテーターを田口晶子氏、岡檀氏の両名が務め、パネリストとして、福田健司氏(生活協同組合コープあいち岡崎センター 副センター長)、池田陽子氏(特定非営利活動法人JAあづみくらしの助け合いネットワークあんしん 理事長)、小林文恵氏(日本労協連 センター事業団東関東事業本部 松戸地域福祉事業所あじさい 所長)、青木信子氏(同 副所長)が登壇しました。

冒頭、各団体から活動内容や具体的な取り組み事例が紹介された後、SDGs目標8「包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する」の視点から議論を行いました。

その後、2019年6月にJCAに加盟した協同組合日本俳優連合の永島敏行常務理事が登壇し、日本の俳優が置かれている現状と加盟に至った経緯について述べ、協同組合発展への意気込みが語られました。

最後に本田英一氏(JCA 副会長・IYC記念全国協議会 副代表・日本生協連 会長)の閉会挨拶があり、盛況のうちに終了しました。



※1:国際協同組合デー記念中央集会

国際協同組合デー(全世界の協同組合員が心を一つに協同組合運動の発展を祝い、平和とより良い生活を築くことを目的に運動の前進を誓いあう日のことで、毎年7月の第1土曜日と定められており、2019年は7月6日(土)となっている。)を記念する中央集会のこと。

※2:JCA(日本協同組合連携機構)

JCA(Japan Co-operative Alliance=日本協同組合連携機構)は、JA・生協・漁協・森林組合・ワーカーズコープ・共済・ろうきんなど協同組合の全国組織17団体が集う「日本協同組合連絡協議会(JJC、1956年設立)」の取り組みを引き継ぎ、2018年4月1日に一般社団法人JC総研を改組して誕生した。協同組合の"持続可能"な地域のよりよいくらし・仕事づくりに貢献することを目的に活動を進めている。

※3:IYC記念全国協議会(国際協同組合年記念協同組合全国協議会)

「2012年を国際協同組合年(IYC)とする」国連決議を踏まえ、協同組合の価値や協同組合が現代社会で果たしている役割等について、広く国民に認知されるよう取り組みを進めるため、「2012国際協同組合年全国実行委員会」が設立された。

同実行委員会は、国際協同組合年(2012年)の終了をもって解散したが、この成果を引き継ぎ、より発展させるため2013年5月9日に「国際協同組合年記念協同組合全国協議会」を発足した。なお、同協議会の活動は、JCAに引継ぎ、幅広い協同組合間のコミュニケーションや様々な組織との交流を引き続き行うこととなっている。

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