ケニア協同組合同盟(CAK)視察団に〈ろうきん〉について説明しました ~日本協同組合連携機構(JCA)による受け入れ~
ろうきん協会では、日本協同組合連携機構(以下、JCA)の海外協同組合視察団の受け入れに協力し、2018年11月7日(水)、労働金庫会館に〈ケニア協同組合同盟(以下、CAK)〉の皆様をお招きしました。
冒頭、理事長から、CAKの皆様に向けて、「遠く日本までお越しいただき心から歓迎する。日本では今年大きな災害が幾つもあったが、仲間が困った時にはみんなで助け合うという協同組合の精神で復旧作業に取り組んでいる最中である。〈ろうきん〉は、これまでもこれからも勤労者のための福祉金融機関としてともに歩んでいく。本日のミーティングを通じて、〈ろうきん〉のことをより知っていただき、今後の活動の参考にしていただければ、大変うれしく思う。」といった主旨の挨拶をしました。
その後、"協同組織の福祉金融機関"である〈ろうきん〉の概要についての講義を行いました。 〈ろうきん〉の概要についての講義では、その設立経緯や理念、また会員の協力が運営に不可欠であることなどを中心に説明した後、質問を受け付けました。
参加者からは、「ケニアではお金を借りたいと考えている人がたくさんいる。〈ろうきん〉のような理念を持つ協同組合の金融機関を自国にも創りたい。」といった感想をいただくなど、全体を通じて〈ろうきん〉の会員平等・相互扶助の考え方などについて、理解を深めていただきました。
〈CAK視察団〉 13名
※JCAでは、海外から協同組合組織の視察団を受け入れています。本取組みは、視察団が自国の協同組合の発展のために、日本の各種協同組合組織を訪問し、協同組合理念を実践する取組みを学ぶ機会を提供するものです。〈ろうきん〉はJCA設立当初から会員として参加し、各種取組みに協力しています。
※CAK(CO-OPERATIVE ALLIANCE OF KENYA)は、2009年に発足したケニア国内の業界横断的な協同組織14,000団体が加盟する連携組織です。拠点はナイロビ。また、ケニア国内では協同組合の組合員は1,500万人を超え、60万人分の雇用を創出しています。