一般社団法人全国労働金庫協会
労働金庫連合会
理事長西田 安範にしだ やすのり
ろうきん中央機関グループの新卒採用サイトをご覧いただき、ありがとうございます。
ろうきんは、約70年前、第二次世界大戦後の経済復興期、金融機関から勤労者に対する貸付の途が乏しく高利貸しなどに頼らざるを得ない方々が絶えなかった時代に、勤労者の「共助」のしくみとして設立された協同組織の福祉金融機関です。働く方々による働く方々の金融機関として、勤労者からお預りした預金を、資金を必要とする別の勤労者に融資するという基本的考え方のもと、作られました。
現在、全国に13の労働金庫(606店舗、顧客数約1,176万人(2022年9月末現在))及びろうきん中央機関グループがあり、勤労者の資金ニーズや資産形成など、ライフプランに応じた多様なニーズに応える事業展開を行っています。
また、多重債務に苦しむ方々への対応、東日本大震災をはじめとした災害の被災者やコロナ禍による影響を受けた方々への特別融資などの支援、生活困窮者や子どもへの支援などに取り組むNPO等への支援など、社会的課題の解決に向けた対応を行ってきました。
現在の社会では、貧困や格差といった言葉を聞くことが増え、社会の持続可能性への懸念も強まっています。そのような状況のもと、SDGsへの関心が高くなっており、ろうきんも「SDGs行動指針」を作り取り組んでいますが、元々、ろうきんの設立背景や活動そのものがSDGsの思想にマッチするものであり、その活動の重要性は、今後さらに高まると考えています。
デジタル化の進展をはじめとして、社会・経済の環境は急速に変化しています。コロナ禍の影響も相まって、勤労者の働き方を含め、勤労者を取り巻く環境も変化しています。個人個人のライフスタイルや商品・サービスに求めるニーズも多様に変化していくでしょう。
ろうきんが寄り添い応えていかなければならない、働く方々の悩みやニーズも変化していきます。社会を支える働く方々の悩みやニーズに応えることの重要性は一貫して変わりませんが、その内容ややり方は、その時代時代に応じたかたちで変化させていかなければなりません。
そのためには、新しい感覚や知識・スキルを持つ皆さんの世代の活躍が重要です。ろうきん中央機関グループは、これからの時代に力を発揮していただける多様な人材を期待しています。
ろうきんのキャッチコピーは、「はたらくあなたのいちばんそばに」。時代に即したかたちで、それを果たしていけるよう、想いにあふれる皆さんの訪問をお待ちしています。
一般社団法人 日本労働者信用基金協会
理事長砂金 良昭いさご よしあき
このたび、就職活動に当たり、ろうきん中央機関グループに関心をお寄せいただきありがとうございます。
日本労働者信用基金協会(略称:日本労信協)は全国13労働金庫で融資を利用するお客さまのための信用保証機関です。働く人たちが車や家の購入などのライフイベントで、必要な資金を労働金庫から借り入れるにあたり、日本労信協が保証人となり、融資の支援を行うことで働く人が充実した生活を送ることができるよう尽力しています。
私たちは、営利を目的とせず、「働く人とその家族の安心」を保証で支えています。1980年の設立から40年以上の歴史を刻み、お客様や労働金庫から、信頼される組織となっております。事業全体を通して、労働金庫が掲げるSDGsの「金融包摂:だれ一人取り残さない」の実現に向けて取り組んでいます。
こうした事業を運営するに当たり、私たちの求める人材として、「信頼される人」「プロ意識に徹した人」「創造力と行動力に富んだ人」「自己啓発に心がけ、魅力ある個性を持った人」を掲げています。
これら4つの視点は、労働金庫協会・労働金庫連合会とも共通しています。いずれの組織に所属しても、自らを磨くために、日々プラス1を目指し、一歩ずつ前へ進んでいただきたいと思っています。
日本労信協で働く先輩職員は、職場について「ワークライフバランスがとれている」「福利厚生が充実している」「風通しがよく、意見を出しやすい」「公正な評価を受けられる」「相談しやすい環境がある」と話しています。人間関係を大切に、ともに磨き合える働きやすい職場を目ざしています。
仕事をするためには、心も体も健康であってほしいと思っています。そうした職場がここにはあります。入会後に「あとは一人でどうぞ...」などということはありません。先輩職員は、皆さんがわかるまで、丁寧に指導していきます。さらには、皆さん一人一人の力をお借りして創り上げていく組織です。お一人一人のチャレンジ精神に期待するとともに、今の時代を生きている皆さんのパワーを発揮していただければと思っています。
皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。