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<ILOコープアフリカ協同組合視察団>の訪問を受けました

2011年9月29日

全国労働金庫協会は、2011年9月29日に<ILOコープアフリカ協同組合視察団>(エチオピア、ルワンダ、タンザニア、ウガンダの協同組合リーダー)の訪問を受けました。

今回の訪問は、日本生活協同組合連合会とILO駐日事務所が共催するアフリカの協同組合リーダーに日本の協同組合活動を学ぶ研修に、〈ろうきん〉の運動と事業について学ぶプログラムが組みこまれたものです。

当日は、まず、中央労働金庫の本部ビル施設と本店営業部で窓口の様子を見学いただきました。女性参加者はATMコーナーで説明を受けたピンクリボン運動への寄附に大きな関心を持たれていました。その後、当協会において、〈ろうきん〉の理念、創設と歴史および現在展開している事業活動について説明を行い、質疑応答を行いました。

【主な質疑】

Q.労金の貸出はなぜ住宅ローンの割合が高いのか。
A.住宅取得の需要が多いこと、労金に限らず金融機関にとって住宅ローンは他の取引にも拡大するきっかけとなる商品であり、また返済の安全性が高いことから積極推進していることなどが理由となっている。

Q.タンザニアでは自己所有の土地に家を建てる。日本では土地も住宅ローンを借りて買うのか。
A.自己所有の土地に家を建てることもあるが、その割合はタンザニアより少ないと思う。

Q.貸出金利に比べて預金金利が低すぎるのは労働者のためになっていないのではないか。
A.労金を運営するためには経費がかかる。金利決定は経費も見ながら行うことになる。お客さまへは金利だけでなく自動機手数料の還元などのサービスも提供している。

コープアフリカ訪問団


以 上