トップ全国労働金庫協会ご案内 > プレスリリース一覧全国13労働金庫の2011年度上期財務状況等(仮決算概況) について

全国13労働金庫の2011年度上期財務状況等(仮決算概況)について

2012年2月14日

  • 全国13金庫が全て黒字を計上し、13金庫合計の当期純利益は227億円、対前年同期比8億円の増益(3.86%増)となりました。

損益の状況 【(表1)参照】

  • 当上期の増益要因は、主に以下の2点となります。
  1. (1) 前期末に引き続き預金利息・貸金利息の双方が減少したものの、預金利息の減少額が貸出金利息のそれを上回ったこと。
    (2) 経費(特に物件費)が減少したこと。

業容 【(表3)参照】

  • 預金(譲渡性預金含む)残高は17兆4,338億円となりました。これは、対前年同期比4,994億円(2.94%)増、対期首比で4,105億円(2.41%)増となります。
  • 貸出金残高は11兆4,868億円の残高となりました。これは対前年同期比2,298億円(2.04%)増、対期首比で1,143億円(1.00%)増となります。地域での金利競争等が厳しい状況にあることが伺えます。
  • 預貸率は残高ベースで対前年同期比0.59ポイント低下し、65.88%となりました。

各種指標 【(表2)参照】

  • ROA(総資産税引前利益率)は0.35%(前年同期と同じ)と変化は見られませんでした。
  • OHR(業務粗利益経費率)は金庫の経費削減努力等により74.10%(△1.64ポイント)と改善が見られました。
  • 自己資本比率(概算値)は、加重平均で前年同期比を0.05ポイント上回り、11.28%となりました。

以上