ろうきんの社会的役割
社会的役割
ろうきんは、組合活動の支援や
金融商品の提供に加え、
「はたらく人の福祉金融機関」として
はたらく人のくらしを支え、
守ることも大切な役割と考えます。
ろうきんは、はたらく人のくらしを豊かにするために、労働組合とその組合員を直接支援するだけでなく、福祉事業団体や国・地方自治体と連携し、様々な制度づくりや制度の改善に取組んでいます。協同組織の福祉金融機関としてできることを考え、積極的に取組んでいます。
福祉金融機関として
これからも利用者の立場に立ったサービスの向上、自然災害(台風・水害・地震など)
への対応、雇用環境の変化への対応
などに取組んでいきます。
ろうきんは、1950年に岡山と兵庫に設立されると短期間で各都道府県に広がり、現在では日本全国のエリアを13の労働金庫のネットワークでカバーしています。設立以来ずっと、はたらく人のくらしを守る活動や被災者支援など、日本で唯一の協同組織の福祉金融機関としてその役割を果たしています。
ろうきんの歩み
1950年 | 岡山と兵庫でろうきんが設立 |
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1952年 | 炭労・電産ストに際し生活資金融資 |
1953年 | 労働金庫法施行・西日本水害関係・年末資金関係等政府資金融資導入 |
1959年 | 伊勢湾台風被災緊急融資 |
1964年 | 新潟地震災害に伴う特別融資 |
1971年 | 「勤労者財産形成促進法」(財形法)制定に尽力 |
1972年 | 財形貯蓄の取扱開始 |
1983年 | 全国統一「サラ金対策キャンペーン」を展開 |
1995年 | 阪神・淡路大震災に際し特別融資や震災遺児支援定期預金「応援<エール>30」発売 |
1998年 | 「勤労者生活支援特別融資制度」を創設 ※不況による収入減少者を救済 |
1999年 | 郵便貯金(現ゆうちょ銀行)とのATM提携開始※入金手数料の無料化 |
2002年 | 確定拠出年金の業務開始※企業年金対策・支援業務を開始 |
2004年 | セブン銀行とのATM提携開始 ※ATMの利用手数料の0円(7:00~19:00)を実現 |
2007年 | 「生活応援運動」を全国のろうきんで展開 ※多重債務に陥った勤労者の救済 |
2008年 | イオン銀行とのATM提携開始 ※ATMの引出手数料の0円を実現 |
2011年 | 東日本大震災に際し特別融資や震災遺児支援策を全国で展開 |
2014年 | ATM提携サービスの拡充 ※セブン銀行利用時間を24時間化 |
2016年 | ATM提携サービスの拡充 ※イーネット、ローソン・エイティエム・ネットワークスATM利用時間24時間化および利用手数料0円を実現 ビューカードとのATM提携開始 ※ATMの引出手数料の0円(始発~終電)を実現 熊本地震に際し特別融資などの支援策を展開 |
社会貢献活動
多くの人が喜びを共有できるよう、
文化スポーツ支援、環境ボランティア
など多彩な活動をしています。
ろうきんは、社会貢献活動を積極的に展開しています。
また、震災復興支援定期預金(利息を被災地に寄付)や社会貢献定期預金(利息の一部を社会貢献目的に利用)、勤労者生活支援特別融資制度(雇用環境悪化に伴う生活資金融資)など、ろうきんの事業そのものが社会貢献につながっているものも少なくありません。様々な活動を通し、人と地域と環境に優しい社会づくりをめざしています。