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第3課題:ガバナンスの強化

第3課題:ガバナンスの強化

取組内容

労金協会は、自らの「ガバナンスの強化」について取り組む決意です。取り組みに当たっての考え方は次のとおりです。

(1) 経営陣による非効率・不健全な行為を防止するための施策

(2) 相互牽制の効いた経営管理機構を実現するための施策

これらが取り組みの中心になるところですが、業態機能強化計画において業態全体が足並みをそろえ目標とする下記3項目について、労金協会自身も実行いたしております。

(1)外部監事の選任

現時点での実行状況

第66回通常総会(2003年6月26日)において、外部(員外)監事定数を1名増員し、高垣宗次郎監事(公認会計士・税理士)を選任いたしました。

なお、第68回通常総会(2004年6月29日)において同監事を再任いたしました。

2004年7月29日、監事研修会(講師:高垣監事)を開催し、監事として理事の内部統制システム構築・運用状況をいかに監視するかをテーマとして、監事間で意見交換を行い、認識の共有を図りました。

(2)外部理事の選任

現時点での実行状況

第66回通常総会(2003年6月26日)において、堀田力理事(弁護士・さわやか福祉財団理事長)を選任いたしました。

なお、第68回通常総会(2004年6月29日)において同理事を再任いたしました。

(3)常勤理事間の相互牽制

現時点での実行状況

1.2003年3月27日、常務会規程を見直しし、常勤理事による合議決定事項 の範囲を広げました。

2.毎月の定例常務会とは別に専務理事以下の常勤理事(3名)は、週1回、それぞれの業務執行状況を報告・点検しあうこととしています(2003年7月から定例化)

3. 第68回通常総会における役員改選に伴い、副理事長及び専務理事が交代いたしましたが、これを機に内部統制機能が一層発揮されるよう、常勤理事間の認識共有と適切な役割分担を図るべく努めております。

例えば、第4期(2005〜2007年度)中期経営計画の策定に向けた課題整理等、金庫討議に付すことが必要な重要政策課題については、理事長以下の常勤理事が様々な観点から問題提起と検証を行う場を設定し、各常勤理事の総意を集約したうえでの方向整理を促進するよう、留意しております。

なお、第4期中計においては、最重要課題として「コンプライアンス、ガバナンス、顧客保護重視の経営組織・風土の確立」を掲げて諸課題を遂行していくことが必要であるとの考えを前面に打ち出しています。計画実施に当たっては重要課題ごとに業態目標を明示した上、各金庫・協会とも理事のリーダーシップを発揮しながら計画を実践してまいります。



本件に関するお問合せ先

全国労働金庫協会
総合企画部 企画セクション
E-Mail:kikaku@ho.rokinbank.or.jp